iPadを返したのとほぼ同時期に、8歳になる娘のイザベルが、学校から帰った瞬間から寝る瞬間まで、信じられないほど忙しくしてることに気づいた。お風呂、読書、ギター、晩ご飯、宿題。そろそろ寝ろと僕がせかし立てるまでずっとノンストップで何かやってるのである。ベッドに入ると、やっと話しかけてくるんだけど、こっちは寝不足になるんじゃあるまいかと気が気じゃなくて、シーッと黙らせて、寝かしつけてしまう、という状態。

でも今、僕と娘には新しい儀式ができた。それが本当に1日の楽しみになっている。前より15分早くベッドに連れてって、娘がベッドに潜り込んだら、シーッとやる代わりに、隣にゴロンと横になって、ただおしゃべりすることにしたんだ。娘はその日1日の出来事を話してくれる。心配なこと、面白いと思ったこと、心に浮かぶこと。僕は話を聞いて、質問をする。一緒に笑う。すると心はたださ迷い、ひとり歩きを始める。